間取りの良しあしを判定するチェックリストを探している方の為に、代表的なチェック項目をまとめてみました。
ハウスメーカーのホームページ、やnoteなどの有料の情報サイトなどに掲載されていますものがありますが、項目の数やチェック内容の詳しさはそれぞれ違います。
以下に代表的なものをまとめてみましたので、どんなチェックが必要なのか全体像を把握したい方は参考にしてくださいね。
代表的な間取りのチェックポイント
間取りのチェックポイント①
合理的なゾーニングになっているか?
- 駐車場は出し入れしやすい位置にあるか
- 駐車場の近くに玄関とアプローチがあるか
- パブリックゾーンとプライベートゾーンが分かれているか
- リビングやダイニング、子ども部屋等の主要な部屋が気持ちの良い場所(南側)に配置されているか
- キッチンや水回りがまとまっているか
間取りのチェックポイント②
必要な広さが確保できているか?
- LDKや各部屋の広さは足りているか
- トイレや玄関などが狭くないか
- キッチンや洗面が使いやすい寸法になっているか
間取りのチェックポイント③
採光と通風が確保できているか?
- 窓から日光が入り明るくなっているか
- 西日や夏の陽射しの制御ができているか
- 居室の通風ができているか
間取りのチェックポイント④
収納の量と位置、形が適切か?
- 収納が使いやすい場所にあるか
- 収納の量が適切か?
- 収納の幅や奥行きが適切か?
- 屋外の物や濡れたものの収納もあるか
- 分別ごみの置き場所はあるか
間取りのチェックポイント④
無駄のない美しい外観になっているか
- 建物や屋根の形がシンプルか?
- 外構や植栽をしているか?
- 壁や窓にまとまりがあるか?
- 縦樋やフードが目立つ位置にないか
- 屋外給排水の升が目立たないか
間取りのチェックポイント⑤
インテリアデザインが美しいか
- 壁や窓が美しくレイアウトされているか
- 家具が使いやすい状態か
- エアコンや換気フードが目立つところにないか
- コンセントやスイッチが目立たないか
間取りのチェックポイント⑥
コストバランスが取れているか
- 無駄な部分にコストをかけていないか
- 見積り方式に応じた間取りになっているか
間取りをすべて自分でチェックするのは大変
代表的なものを並べただけでもこんなにたくさんあります。
さらに、
- 子育て世代の時のチェックポイント
- シニア世代の時のチェックポイント
- 平屋の時のチェックポイント
- 3階建の時のチェックポイント
- 二世帯住宅の時のチェックポイント
- 35坪の時のチェックポイント
- 70坪の時のチェックポイント
などなど、チェックポイントは状況や条件によって本当に多岐にわたります。
また、「玄関は狭くないか?」というチェック項目をひとつとっても、どれくらいの広さがあれば狭くないのか、面積があれば奥行きが狭くても幅が広ければいいのか?など、どうチェックしていいのか分かりませんよね。
しかも玄関が狭いと分かったとしても、今度はどう直したらいいかわからないという状態になります。
つまり、間取りの知識や経験がない方が全部自分でチェックするのはほぼ不可能ですし、間取りを調整するのも困難です。
そんなときは、全部のチェック項目を自分で対応しようとするのではなく「ここだけは!」というポイントに絞って自分でチェックするのがおすすめです。
優先順位が高く、こだわりたい大事なところは自分でしっかりチェックし、それ以外の部分は間取りの専門家にチェックしてもらいましょう。
そうすれば、効率よく間取りの良しあしを判定することができます。
現在では「間取り診断」というサービスが比較的安価な価格で提供されており、間取りの良しあしを客観的な視点で診断をしてもらうことができます。
間取り診断の中には診断だけではなく、改善案も同時に検討してもらえるものもあります。
もちろん改善できない場合もあるかもしれませんが、改善方法や選択肢が分かれば、その後の間取りの調整もしやすくなるので、理想の間取りへの近道になります。
効率よく間取りをチェックしよう!
間取りを検討する時間は意外と限られています。
仕事や子育てをしながら希望する完成時期に間に合うように建築してもらうためには短期間で間取りをまとめ上げ、間取り確定をする必要があります。
なので、間取りを自分でチェックしたいと思ったら、まずは大事なこだわりたい部分を整理して、そこだけチェックし、後は専門家に任せるのが賢い間取りのチェック方法です。
手間も時間も効率よくして、理想の間取りに近道しちゃいましょう(^^♪
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